1級アート【猫】の作り方

こんにちは、タミです。

 

2020年春期ネイリスト検定のアートは【猫】ですね!

もう皆さん練習を積んでいる所だとは思いますが、私も実際に作って見ました!

 

まだ、アートが決まらない…という方、

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

アートのポイント

今回、テーマが猫ということで、どんな風に作ろうかととても悩みました。

 

時間をかければどれだけでも作れますが、

検定でアートに当てれる時間の目安は20

 

ざっと計算したとして

3Dを作る時間10
フラット・エンボスの時間10

 

あくまでも目安なので、3Dが早く出来る場合は、エンボスやフラットアートに時間をかけます。

とても早く出来るからといってもアートは15分程度はかかるデザインを私は作ります。

 

今回、黒ねこを作りましたが、顔や体に模様を描かなくて良いので、

エンボスやフラットアートは入れています。

 

細かくいうと、猫の耳は凹ませていてそこに色をつけたりしています。

手がかかっていないように見えますがw15分程度はかかります。

それでも急ぐ必要はないので、落ち着いて出来る程度の内容にしています。

 

『アートをどれくらい多く入れれば良いですか?』

と、よく聞かれますが、これはどの級にも言えることですが

全体の面積の2/3程がアートで埋まると良いかなと思います。

 

それでもイメージが湧かない人は、

アートの周りに少し空白があるくらい】のイメージ。

アートでびっしり埋めるのは、時間的に無理かなと思います。

 

少しの空白ぐらいで大体2/3埋まっているとするなら、

大体20分程で出来る人は多いと思います。

 

猫の作り方とポイント

私が白で猫を作らなかった理由は、

白のパウダーがスカルプ用しか持っていなかったからです!w

実は私、白の3D用のパウダー(カラーパウダー)を持っていないんです。

 

スカルプ用のホワイトパウダーは、3D用のパウダーからすると

硬化がゆっくりのため、猫を作るのに時間がかかりすぎる!と思ったんです。

作れるなら何でも良いんだけどねw

なので、硬化が早いマットなパウダーを選んでます。

 

 

猫の顔を作る

猫の顔を作ります。

ここは顔の形を立体的に作りたい所ですが、それよりもその他の装飾のアートに時間をかけたいので丸くのままいっています。

 

丸くのままいくことで、ボールを固めにとればそのまま置けるし、時間短縮になります。

本当は、鼻の部分は高く作りたかったけどねw

時間は決まっているので、ここはガマンw

↑固めに取るというイメージが湧かない人は、ボールを置いてほぼ広がらないけどツヤっとしてるくらいが理想。

固めと言っても、置いてもパサパサ、すぐボールのツヤがなくなる、のはダメです。

 

 

そして、筆を下から入れ込んで、よりまん丸にしていきます。

 

 

次は耳を作るので、3D筆に持ち替えます。

これは両耳ボールを置いて操作出来るタイミングまで待ちます。

もうこれ、あの有名なネズミにしか見えないよねwww

 

 

 

耳のボールのツヤがなくなった頃、耳をトンガリにします。

このあたりまで来ると、形がしっかり形成出来る硬さになっています。

 

↓ついでに、耳の穴を掘ってみました。

一応この後、耳の中は色をつける予定です。

 

横から見るとこんな感じ↓

耳はあまり大きく、分厚くしないことで顔の立体感が少しは出るかな?と思ってます。

 

猫の体の作り方

猫の体を作ります。

イメージとしては、体は横向きで顔だけ正面を向いている感じにしたいので

横を向いた体を作りたいんです。

ボールを置いて、顔と繋がるようにします。

顔と違い、ボールを置いて広がるのが理想。

 

↓横を向いているので、背中は丸くして猫背感を。

下は少し真っ直ぐする事で、着地している感を出しています!

 

ボールのツヤがなくなった頃に、首もとの印の辺りを軽く押さえています。

 

3D筆に持ち替えて尻尾を作ります。

尻尾は長く伸ばしたいので、ボールを置いた時点で少し引っ張っておきます。

 

ボールが筆から離れる頃、ボールはツルンとなるので、

そのツヤがある間になるべく長く引っ張っておきます。

ボールのツヤがなくなると、大幅に形を作るのが難しくなります。

 

 

↓ここまで長く引っ張れれば十分です。

これで3Dは完成です!!

 

↓絵の具で目を描いていきます

↓鼻と耳の中を描いていきます。

赤と白でピンクを作り、黒をほんの少しだけ混ぜて、グレーピンクのような色にします。

塗る面積は広いように感じますが、

猫自体がそんなに大きくないのでライナー筆で塗ってもすぐ塗り終わります。

 

完成ーーーー!!!!?

 

首輪をつけ忘れていましたw

 

 

今回はエンボスで入れましたが、絵の具で描いても良いです。

やっと完成しました!!

 

その他のアートの作り方

エンボスかフラットアートは必ず必要になります。

私は今回は大きな月をエンボスで作りたかったので、その他はフラットアートも入れています。

フラットアートは簡単ではありますが、入るのと入らないのとでは

見栄えが違います!!!

 

 

大きなボールで作りますが、作る範囲が広いので月の上半分と、下半分に分けて作ります。

 

↓こういう長く伸ばしたデザインの場合、ボールがつるんとしている間にある程度引っ張って置く事で、硬化しだした時に一生懸命圧をかけて引っ張らなくてもよくなります。

 

↓つるんとしているうちに、これくらいは伸ばしておきたいですね!

3Dやエンボスが苦手な方は、ボールの【今の状態】をしっかり見ることが上達のカギです!

 

そして簡単ではありますが、絵の具で星をイメージしたキラキラ感を描きます

 

 

↓猫を乗せるためにクリアでボールをおきます

猫を乗せた後、なるべく動いて欲しくないので少し固めのボールでおきます。

 

↓動かなくなるまで、こうしてピンセットで固定して待っても良いと思います。

それもアートの時間に含まれていますので、焦らない!!

 

 

↓今回はストーンを乗せましたが、ラメのポリッシュを塗って華やかにしてもいいし、

時間がない場合は乗せなくても良いと思います。

 

出来上がったら、必ずトップコートを塗りましょう!!!!!

絶対忘れないでね!!!

 

使用道具について

黒猫の黒いパウダーはこちら↓

 

Ez flow カーニバル Voodoo

 

 

月のパウダーはこちら↓

Ez flow CONFETTI    Cheers

 

フラットアートで使用した絵の具はこちら↓

ホルベイン アクリラガッシュ
・チタニウムホワイト
・カーマイン
・ジェットブラック
・レモンイエロー

 

 

 

 

猫と月を作った筆はこちら↓

Ez flow グランドアーティストオーバル 508

※どこも在庫限りで廃盤になっています

 

猫の耳や尻尾、首輪を作った筆はこちら↓

ブルーシュ 802 デザインオーバル

 

 

 

コリンスキーの毛が日本に入って来にくくなっていて、

スカルプ筆や3Dの筆の値上がりが続いていますね。

 

この筆達も、スクール時代から使っているので13年選手になります。

汚くてすみませんw

もうボロボロですがまだ現役なんですw

 

今後、毛がたくさん日本に入って来ることは無いだろうと私は思っています。

なので、皆さんも持っている筆は大事に大事に使って欲しいです。

道具を大事に使うことは、上達するためにはとても重要なことだと思います。

 

 

動画のリンクはこちら

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