こんにちは、タミです。
今日は4月に1級受験を考えている方に向けての記事です。
2級チップラップのファイリングが苦手な方も何か拾える事もあると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
4月に1級受験をひかえて練習を頑張っている生徒さん。
2級のチップラップの時は上手く削れてましたが1級ともなると長さが倍に。
長さが長くなればなるほど、難しくなりますが、上手く削れるコツってあります。
今日はその1級のファイリングについて書きたいと思います。
スカルプの形について
スカルプの形の理想ってあるけど、究極の究極に簡単にいうと
真上からみて四角(長方形)
ツヤがある
この2点がとても大事かなって思います。
もちろん、これだけではダメなんだけど、この2点が1本1本出来てないと、絶対7本なんて揃わない。
絶対、この2点外さないように解説していきます。
今回は分かりやすように、あえてバフでデモしてます!
真上からみて四角(長方形)
これは、アウトラインに当たるところなんだけど、先端のファイリングがすでに斜めになってる人ってかなり多い!
↓分かりにくいけど、こんな感じ
スクエアオフにする場合、爪に対して90度の角度でファイルを当てないと、
先端まっすぐにはなりません。
自分的には真上から見てる!つもりになってる人も多い。
先端ファイル時、90度で当てる場合は態勢を少し前のめりにし、覗き込むようにして見ないと絶対ファイルは傾く!!
↓こんな感じね!
サイドシェイプ(縦ストレート)の部分もそう。
削る時はファイルの芯の部分の色のついた部分をしっかり見て欲しいんだけど、
自分はまっすぐのつもりがこれ↓
削れてる部分を見ようとしてファイル斜めになってますw
正しくはこう↓
ファイルが縦になってるか、モデルさんに聞いて、かならず確認してね。
ファイルを持つ位置も重要で、
1番力を込めたい右手の人差し指の位置が遠いとファイルも曲がりやすくなるので形がブレやすくなります。
右手の人差し指は削りたい位置の隣でしっかり削ってね。
左側を削る時は、特に注意して欲しいのが、ファイルの入り角度!
こうなる人が多い!!
右利きだと仕方ないですが、こうしてひじが曲がっていると、削りたい部分は削れず、先端だけが削れたりします。
そうすると、先細りの仕上がりになります!
なので座り直したり態勢を変えたりして腕が真っ直ぐ後ろにおろせるようにしましょう!
これ、結構大事!!
時間が入らない人は、何回削っても形が上手く決まらない人が多い気がします。
終わりどころが分からない的なねw
錯覚してると削らなくて良い所も削ったりしてしまって、帳尻合わせてもどこか歪んでしまう。
もちろんアプリケーションが綺麗にできていると、ファイルは出てる所だけ削る!で済むのでアプリケーションの精度もあげたいです!
ツヤがある
ツヤを出すには、バフがしっかりかかってないとツヤは出ないです。
ただかければいいというわけではなく、傷を消すことを頭に置いてかけてくださいね!
バフはウォッシャブルに比べると厚みがあるのでキューティクルエリア、サイド、フリーエッジはかけにくいです。
シャイナーで光っていても、小傷が残ってる場合は多くあります。
特にフリーエッジは生徒の皆さんも傷残りが多いです!
ウォッシャブルファイルでも同じですが、フリーエッジをファイルする場合は必ず裏から指を入れて上方向にしっかり支えてみてください。
↓生徒さんの備忘録用w
あとちょい!頑張れー!!!
下から支えれたら形も決まりやすく、バフもかかりやすくなります。
スクエアオフの角辺りはより、かけにくいので絶対下から支えください。
バフでも削れたりするので、真上からみた時にフォルムが先細りに見えたりします。
↓バフは下に落としながら削ると角がなくなりやすいです。
↓ハの字を書くように斜めにバフをかけるようにすると削り過ぎないです
まとめ
ただ、『削る』『磨く』ではなく、どこをどうしたら形になるか考えながら削る事が大事です。
今が一番練習できる時ですが、この一つ一つの工程をしっかり見直せるのも今しかないです。
試験当日までのスケジュールをくみ、今日は何をするのか?を決める事で無駄もなくなります。
今を大事に、毎日コツコツ技術を積み重ねて行ってください。
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