みんな気になる時間配分!
ごめんなさい、うちはめっちゃ細かいですww
今日は2級の試験の時間配分と手順についてお話したいと思います。
ネイリスト検定2級の試験というのは
『サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップラップ、ネイルアートに関する技能及び知識』が要求されます。
つまり、サロンワークに立つための工程の理解と、お客様に提供できる安定した技術が求められることになります。
2級試験の概要と注意点
実技試験の制限時間
・前半35分
・インターバル1分
・後半55分
3級と違い、前半と後半に分かれています。
前半は主に、ネイルケア
後半はチップラップとカラーリング、アート
と、色んな技術が試験内容に含まれています。
ここで注意点ですが、
2級は、受験期によりチップラップとカラーリングの指の指定が変わります。
カラーポリッシュもカラーも、
赤、ピンク、ベージュ、白パールの4種類あります。
↑この2点は必ず、受験する時の要項で確認しましょう!!
前半試験(35分)
〜1分 手指消毒(1分)
施術者→モデルの順番で行いましょう。
丁寧に行っても約1分です。
時間を意識することに気を取られず、丁寧に消毒を行うようにしましょう。
〜7分 ポリッシュオフ(6分)
ポリッシュを早く落とすには、リムーバーの量が大事です。
コットンの全面がポリッシュリムーバーで浸るくらい、含ませましょう。
焦らず、こすらず、丁寧に落とすようにしてくださいね。
ポリッシュの線が残っている場合は必ずコットンスティックで取りきるようにしてください。
〜17分 ファイリング(10分)
往復がけは絶対にしないようにしてください。
ファイリングは丁寧だけどリズミカルに行い、安定したストロークで滑らかにファイルしてください。
↑これは3級よりも高度です
バリもこの時にしっかり取り除きます。
バッファーで取り除く時も往復はしないようにしましょう、
〜35分 クリーンナップ(18分)
キューティクルプッシャーは角度に気をつけましょう。
プッシャーは支えをしっかり置き、力が入ってるような動きや持ち方をしないように。
プッシュアップは力ではなく、角度で上げていくものです。
キューティクルニッパーの持ちに気をつけ、ひじが上がらないように注意してください。
ニッパーハンドリングはスムーズに!
毎回切れている訳ではなく、たくさんの数を当てて、少しずつ均していくようなイメージで。
インターバル1分
ここではモデルの手には一切触れないようにしてください。
この時やることは、
・テーブルセッティングの道具の整理
・後半試験のタイマーのセット
私は、トレイの中でも後半試験で使うものは自分の近くに寄せて、使わない前半の道具を奥の遠い所へ動かします。
後半試験
〜1分 手指消毒(1分)
後半試験も必ず手指消毒から始めるようにしてください。
まずは施術者→モデルの順番で行います。
前半試験と同様、丁寧に行いましょう。
〜40分 チップラップ・カラーリング(39分)
チップラップとカラーリングは同時進行で進めて行きます。
カラーリングではラインどりをきっちりと空きがないようにするために
スキンダウン、スキンアップをしっかり行います。
表面はムラがでないように、ハケ圧をかけすぎないようにしてくださいね。
はみ出し出来ればその都度 修正が良いですが、出来なければ最後には絶対修正を入れます。
チップ&ラップでは表面の凹凸、光沢(ハイシャイン)が大事ですので、削りにもこだわりますが、バッファーの掛け方にもこだわってください。
バブルがなるべく入らないようにレジンの塗布量も注意しますが、アクティベーターの距離が近くならないようにも注意です。
キューティクルエリアは乗せすぎると段差が出やすくなりますので、乗せすぎないようにしましょう。
薄いと破れやすくなるので、使っているレジンの粘度により調整してください。
〜50分 アート(10分)
毎回アートのテーマが変わりますので、必ずテーマに沿っているかどうかを考えてください。
使う絵の具は多い方が、多彩でキレイに見栄え良くなります。
(5色以上を使うときれいだなと思います)
細いところは細く、太いところは太くすることが繊細になるポイントです。
〜55分 トップコート塗布、見直し(5分)
アートはにじみやすので、トップは一番最後にかけます。
ただ、塗り忘れがないように、それだけは注意してください。
見直しは、サイドウォールの部分もしっかり確認。
白パールやベージュは見落としがちなので注意してください。
終了。
まとめ
2級は3級に比べて求められる技術レベルも高くなるので合格率もぐっと下がります。
前半試験から、よりハイレベルな技術が求められます。
3級の時よりも、工程、仕上がりのクオリティーも高度でなければなりません。
3級と同じような練習の仕方ではなく、
記録を細かくつけたり、練習方法を工夫したりして意味のある練習を行ってくださいね。
素直にやるか、やらないか?
これに尽きると思います。