ピーコックネイルは、カラージェルの線を筆で引いて羽根のような模様を作るアートです。手順はシンプルですが、クリアジェルの量・線の太さ・筆を引く順番のどれかが崩れると、にじんだり模様がぼやけたりします。
この記事では、ネイルスクールで生徒さんがつまずきやすい点をもとに、ジェルネイル検定初級の練習にも使えるピーコックネイルのやり方を写真付きで解説します。
- 硬化した赤の上へ塗るクリアジェルは、ごく薄く均一にする
- カラージェルの線は、太さと量をなるべくそろえる
- 筆は行き来させず、決めた順番で一方向に引く
2026年7月時点の検定情報
JNA第34回試験要項では、初級の右手中指に「赤のジェルカラーリングに映えるピーコック」を筆で描く規定です。アートシールは使用できません。用具・指定商品・実施方法は変更されることがあるため、受験前に必ずJNA公式の最新試験要項をご確認ください。
ピーコックネイルがにじむ主な原因と対処法
きれいに線が出ないときは、筆使いだけでなくジェルの粘度と量を確認します。メーカーや室温でも流れ方が変わるため、同じ手順でも量の微調整が必要です。
| 失敗の見え方 | 考えられる原因 | 見直すポイント |
|---|---|---|
| 線を置いた直後に広がる | 未硬化ジェルやクリアジェルが多い | クリアを薄くし、表面だけを均一に整える |
| 色同士が混ざって濁る | カラージェルがゆるい、線の量が多い | 線の太さとジェル量をそろえ、盛りすぎない |
| 模様の間隔が不均一 | 筆を引く順番が決まっていない | 全体を半分、その間をさらに半分に分ける |
| 羽根の先がぼやける | 同じ場所を何度も触っている | 筆先を拭きながら、一方向へ迷わず引く |
ピーコックネイルのやり方|写真で分かる4ステップ
硬化した赤の上にクリアジェルを薄く塗る
赤のカラージェルを硬化したあと、クリアジェルを薄く塗布します。このクリアはまだ硬化しません。厚く塗ると線が流れやすくなるため、表面をなめらかにする程度が目安です。

カラージェルの線を同じ太さ・量で引く
未硬化のクリアジェルの上へ、アート用カラージェルで線を引きます。色数は練習では4〜5色あると流れが見えやすくなります。検定では赤に映える配色を考え、使用できる商品を最新要項で確認してください。

ここでも硬化しません。線を置いたら、流れる前にSTEP 3へ進みます。
筆で全体を半分に分けるように引く
細いアート筆で、外側から中心へ向けて一方向に引きます。最初から細かく分けず、ケーキを切るように全体を大きく半分へ分けると、左右のバランスを取りやすくなります。

残った間をさらに半分に分けて硬化する
大きく分けた模様の間を、さらに半分ずつ分けます。間隔がそろい、適切な大きさになったら硬化します。これがアート工程で最初の硬化です。

ジェルネイル検定初級の練習で確認したいこと
- 赤のカラーリングが均一で、アートの色がはっきり見えるか
- 線の太さとカラージェルの量がそろっているか
- 筆以外の規定外用具に頼っていないか
- 模様の間隔が均等で、トップジェルまできれいに仕上がっているか
- 本番と同じ指定商品・時間・手順で練習できているか
検定ではアートだけでなく、テーブルセッティング、衛生、カラーリング、時間配分まで総合して準備する必要があります。自己流で迷う場合は、一度工程を見てもらうと修正点が明確になります。
ピーコックネイルのよくある質問
ピーコックネイルとは何ですか?
複数色のカラージェルを線状に置き、細い筆で引いて孔雀の羽根のような模様を作るジェルアートです。
線がすぐににじむときはどうすればよいですか?
最初に、硬化後の赤に残る未硬化ジェルと、その上へ塗るクリアジェルの量を見直します。次に、線へ使うカラージェルがゆるすぎないか、線を盛りすぎていないかを確認してください。
何色使うときれいに見えますか?
練習では4〜5色使うと、模様の流れと色の差が分かりやすくなります。検定では色数だけでなく、赤に映える配色と最新の使用規定を優先してください。
筆を引くたびに硬化しますか?
この記事の手順では、クリアとカラーの線を硬化せずに筆で模様を作り、全体が整ってから硬化します。途中で硬化すると、ジェルが動かずピーコック模様になりません。
ピーコック用の筆は「毛丈」と「引く方向」で選ぶ
長いラインを一度で引く場面では、毛丈の長いライナー筆が向いています。筆先が手元の細かな揺れを吸収しやすく、短い筆で何度も線をつなぐより、カットラインが安定しやすいためです。一方、短い距離や上方向へ引く場面は、少し短めの筆のほうが操作しやすいことがあります。

配色と仕上がりを安定させる考え方
練習では3色以上、できれば4〜5色を使うと模様の流れを確認しやすくなります。色数を増やすこと自体が目的ではなく、赤のカラーリング上でそれぞれの線が見分けられることが大切です。発色の弱い色や粒の大きなラメは輪郭が読み取りにくい場合があるため、本番前に同じ組み合わせで試作しておきます。

- 準備線のジェル量を端から端まで一定にする
- 中央から半分ずつ分け、最後に左右の端も引いて輪郭を整える
- 同じ場所を触り直さず、一度引くごとに筆先を拭く
- 本番と同じライト・ジェル・筆で時間を計って再現する
旧記事で分かれていた「筆の選び方」「筆を引く順番」「配色」「にじみ対策」を、このページへ統合しました。商品名や指定品は変更されるため、受験時は最新の試験要項を優先してください。
動画で筆の動きを確認する
写真で手順を確認したあと、筆を置く角度と引く速度を動画で見比べてください。線が太くなる場合は、筆圧が強すぎないかも確認します。
自分のジェルでにじむ原因を知りたい方へ
福岡県筑後市のAKALIでは、JNA本部認定講師が検定対策を完全個別で確認します。久留米市をはじめ周辺地域からの通学相談にも対応しています。
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